日本の女性研究者

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Takako Yasumoto

 
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NameTakako Yasumoto
AffiliationNihon University
SectionCollege of International Relations, Department of International Liberal Arts
Job titleProfessor
DegreeMaster of Literature(Rikkyo University)
Research funding number40249272

研究キーワード

 
スベトラーナ・アレクシエーヴィチ , チェルノブイリ , ネバダ・セミパラチンスク運動 , 無政府主義 大逆事件 , 抗日戦争 エスペラント , Russian Culture , Japan , Japanese Literature , Russia , Takuboku Ishikawa , Saisei Murou , Sakutaro Hagiwara , 日露交流 , N・バイコフ , , セミパラチンスク , カザフスタン , 金子文子 , 長谷川テル , Comparative Literature of Japanese and Russian , Japanese Moden Literature

研究分野

 
  • Humanities & social sciences / History - General / General History
  • Humanities & social sciences / Literature - Japanese / Japanese Literature
  • Humanities & social sciences / Local studies / Area Studies

経歴

 
Jun 2013
 - 
May 2016
日本学術振興会 国際事業委員会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」 審査・評価部門専門委員(~平成26年度)
 
Apr 2012
 - 
May 2012
日露青年交流センター2012年度日露青年交流事業若手研究者フェローシップ〈ロシア人研究者招聘〉専門評価委員
 
Apr 2010
 - 
Mar 2012
学術振興会特別研究員等審査員(人文系)
 
Apr 2009
 - 
Mar 2010
科学研究費補助金平成21年度審査員(人文社会系人文学「文学」)
 

学歴

 
 
 - 
2002
International Lang, Nagoya University
 
 
 - 
1985
Graduate School, Division of Letters, Rikkyo University
 

委員歴

 
Nov 2014
 - 
Mar 2019
解釈学会  学会誌編集委員
 
2001
   
 
国際啄木学会  学会理事
 

受賞

 
Jun 2007
著書『石川啄木とロシア』に対し、国際文化表現学会賞
 

論文

 
安元隆子
日本大学国際関係学部研究年報   (40) 11-21   Mar 2019   [Refereed]
瀬戸内晴美『余白の春』に金子文子がどのように形象化されているのかを検討した。金子文子の自伝と比較し、朝鮮時代の描写が極端に少ない代わりに、日朝の歴史を述べている点や、金子がある男性に襲われた体験は重要であるにも関わらず欠如している問題などを取り上げた。また、末期の金子の思想について、瀬戸内の解釈した朴への愛だけではないことを指摘した。
安元隆子
国際文化表現研究   (15)    Mar 2019   [Refereed]
スベトラーナ・アレクシエーヴィチ『亜鉛の少年たち』について、「国際主義」「南部国境防衛」「恥・汚い戦争」をキイワードに、ソ連政府によって隠されたアフガラスタン戦争の真実の歴史を検証した。また、凄惨で救いのない証言の中で、スぺトラーナ・アレクシエーヴィチの主張と共鳴すると思われる証言を指摘した。
安元隆子
日本大学国際関係学部研究年報   39 15-25   Feb 2018   [Refereed]
金子文子の自叙伝『何が私をこうさせたか』の東京生活について、特に「虚栄心」「苦学」「キリスト教救世軍」をキイワードとして、読み解いた。後の社会主義、虚無主義への傾倒の前段階としての金子文子の心性を明らかにした。
安元隆子
日本大学国際関係学部『国際関係研究』   38(2) 19-27   Feb 2018   [Refereed]
スベトラーナ・アレクシエービッチ『最後の証人たち』について、初出と 後の選集版を比較し、その改訂の過程に見える作者の意識の変化を追った。そこには「子ども時代を失った子供の視点から観る戦争」から「子どもの視点で見る戦争」への意識的な変化があり、同時に、「見る」ことから「語る」ことへの意識の転換が読み取れる。そこには作者の戦争に対峙する意志が重ねられていると推論した。
安元隆子
『国際関係研究』   37(2) 43-52   Feb 2017   [Refereed]
チェルノブイリと福島の二つの原発事故について、証言を基にした、和合亮一の『詩の礫』『詩の邂逅』を中心とした一連の著作、『生きている 生きてゆく ビックパレットふくしま避難所記』、及び、スペトラ―ナ・アレクシェーピッチの『チェルノブイリの祈り』を比較検討し、記録としての証言から文学への道筋を追った。

MISC

 
安元隆子
東アジア日本語教育・日本文化研究   19 71-89   Mar 2016   [Refereed]
金子文子『何が私をこうさせたか』の「小林の故郷」の章に描かれた山村について、同時代文学との比較により、その貧困描写が農民文学のそれよりも際立っていること、その背景に金子は都会の搾取を見ていること、その山村に「ビタミン」という言葉を用いて、健康というプラスの価値を付与していることなどを明らかにし、金子文子の道程にとっても決して見過ごせない部分であることを検証した。
安元隆子
解釈   61(7・8) 2-12   Aug 2015   [Refereed][Invited]
井上靖と吉村昭の大黒屋光太夫の描き方を比較した。井上の場合は「運命」として光太夫のとその一行の人生を捉えているが、吉村はロシア国家の陰謀をその後ろに嗅ぎ取っていること。また吉村は日本の神仏への信仰が心身のロシア化を防いだ、と書いていることを明らかにした。さらに、こうした描き方の変化の陰には光太夫を巡る帰郷資料の発掘があったことを付加した。
安元隆子
国際文化表現学会11号   (11)    Mar 2015   [Refereed]
安元隆子
国際文化表現研究      Mar 2015   [Refereed]
タルコフスキーの映画『ストーカー』をチェルノブイリ原発事故を予見したものとして観た時、どのような部分がそうした見解を裏付けるのかを検証した。ゾーン、ストーカー、背景としての原発映像などに検討を加え、

書籍等出版物

 
池田功編, 安元隆子 (Part:共著)
桜出版   Oct 2019   ISBN:9784903156293
「啄木詩歌のロシア語翻訳考」と題し、マルコワとエリョーミンの啄木短歌の翻訳について比較検討した結果を掲載している。
天沢退二郎, 金子務, 鈴木貞美 (Part:共著, 363-364,545-546)
弘文堂   Dec 2010   
「トルストイ」「ロシア文学」の項目について、両者の日本での受容の概略と、宮沢賢治がいかに文学の中に取り込んだかを明らかにした。利他やユートピア思想などの賢治の精神の根幹を成す思想に、両者が深く関わっていたことを明らかにした。
飛高隆夫, 野山嘉正 (Part:共著, 215-237)
明治書院   Aug 2007   
安元隆子
翰林書房   Feb 2006   

講演・口頭発表等

 
中日韓言語・文化研究国際学術共同シンポジウム2011   2 Aug 2011   解釈学会
金子文子の思想形成の過程を獄中手記『何が私をこうさせたか』より読み説いた。特に朝鮮体験、父親との対峙と自立への模索、反天皇制の思想、苦学生と社会主義思想、朴烈との連帯のあり方などについて考察した。特に裁判記録との比較から「懺悔録」としての自叙伝の要素もあることを指摘した。
第15回中原中也研究集会・平成23年度春季室生犀星学会   21 May 2011   中原中也研究会・室生犀星学会
室生犀星と中原中也の抒情詩の可能性について考察した。犀星初期の抒情詩に「書くことを書く」という技法を発見し、その方法が生涯にわたっていることを示した。そして、それは小説にまで及んでいることを指摘し、詩と小説にわたる犀星独自の文学的な方法であることを指摘した。この方法は中也にも垣間見えるが、両者の子供を喪失した悲しみの描き方の比較から、両者の相違点もまた明らかであることを指摘した。
国立サンクトペテルブルグ大学日本語教育140周年記念研究集会 (於:СПГУ)   26 Nov 2010   国立サンクトペテルブルグ大学東洋学部日本学科
ハルピンの白系ロシア人作家、N、バイコフの『偉大なる王』の作品構造を明らかにし、なぜこの作品が日本人に愛さされたのかを「森林」イメージ、「ロシア」イメージ、近・現代の文明に対する反抗、の点から明らかにした。特に「柊利」という人物に注目し、人間優位の安全弁が働いていることを指摘した。
坂の上の雲ミュージアム歴史公開講座   12 Sep 2009   坂の上の雲ミュージアム

担当経験のある科目(授業)

 
  • 日本文化 (日本大学国際関係学部 順天堂大学保健看護学部)
  • 国文学演習Ⅱ (近代) (成城大学文芸学部)

所属学協会

 
近代詩研究会 , 日本大学比較文学比較文化学会 , 日本現代詩研究者国際ネットワーク , 室生犀星を読む会 , 東アジア日本語教育・日本文化研究

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
学術振興会: 科学研究費補助金
Project Year: Apr 2019 - Mar 2022
日本大学国際関係学部: 日本大学国際関係学部国際関係研究所個人研究費
Project Year: Apr 2017 - Mar 2020
ふじのくに地域・大学コンソーシアム: 
Project Year: Aug 2017 - Jan 2018
日本学術振興会: 科学研究費補助金
Project Year: Apr 2017 - Aug 2017
日本学術振興会: 科学研究費補助金
Project Year: Apr 2016   

その他

 
Jun 2019   北方四島交流事業色丹島訪問に学識者として参加
北方領土ビザなし渡航に学識者として参加し、交流事業について学識者の立場から統括を述べた。
Dec 2018   「文学に描かれたディアナ号とヘダ号」
富士市国際交流課主催による講座にて「文学に描かれたディアナ号とヘダ号」と題して講演した。特にザドルノフの邦訳『北からの黒船』に描かれた富士の描写について検証した。
Oct 2018   文学に描かれた日露交流史
ロシア国立サンクトペテルブルグ大学東洋学部日本学科にて、日露交流を描いた文学についての講義を行った。大黒屋光太夫、高田屋嘉兵衛、ザドルノフの『北からの黒船』、石川啄木、『クラウディアの祈り』を題材として、歴史的背景と文学表現の特徴などについて説明した。
Jul 2018   沼津市主催、ヘダ号の建造をめぐる日露交流シンポジウムのコーディネーター
Jul 2017   ノーベル文学賞作家 スベトラーナ・アレクシエーヴィッチの『戦争は女の顔をしていない』論
スベトラーナ・アレクシエービッチを戦争、原子力、共産主義の崩壊、と20世紀を描いた文学者と位置付けたうえで、「小さき人々の声の集成」という文学的な方法を明らかにし、『戦争は女の顔をしていない』という作品に込められた「二つの心」の分裂とそこからの救済というテーマについて考察、言及した。